■ なぜ「窓の断熱」は大事なの?
住まいの中で 熱が最も出入りしやすい場所は“窓” です。
冬は約6割の暖房熱が窓から逃げ、夏は直射日光によって熱が室内に入り込みます。
だからこそ、窓の対策をするだけで エアコン効率が大きく改善し、快適さも光熱費の負担も変わってきます。
■ 主な窓の断熱方法
① 窓用「遮熱・断熱シート」
ガラス面に貼る透明のシートで、ホームセンターでも見かけるタイプです。
職人さんが貼り付ける本格的なプロ仕様のものは、見た目も綺麗で耐久性も高め。

メリット
- 手軽に導入でき、コストが安い
- 夏の日射熱をカットして室温上昇を抑える
- 紫外線(UV)も大幅にカット
- 冬の冷気の侵入を軽減(断熱タイプの場合)
デメリット
- ガラスによっては貼れない場合がある
- フィルムの性能によって遮り方に差がある
- 結露を完全に防ぐには不十分な場合も
② 後付け内窓「インプラス」(二重窓)
既存の窓の内側に、もう1枚“新しい窓”を付ける工事。
マンションでも管理規約を満たせば設置できるケースが多いです。
メリット
- 断熱性能が非常に高い(窓の弱点を改善)
- 結露が大きく減る
- 防音性もアップ
- 見た目も自然で、長期的な効果が高い
デメリット
- シートより費用がかかる
- 樹脂サッシが増えるため、開閉の手順が増える
■ 「冬の太陽光まで遮ってしまうのでは?」という不安への回答
よくあるご相談ですが、結論から言うと 心配しすぎる必要はありません。
遮熱シート=夏の強い日差しを抑えるための仕組み
遮熱シートは主に 赤外線(熱)だけを反射・吸収し、
冬の自然光まで暗くするようなタイプはほとんどありません。
透明度の高いシートを選べば
光は入って暖かく、熱は入りにくいという状態が作れます。
内窓(インプラス)は太陽光を遮るわけではない
インプラスは光を遮るものではなく、
“空気の層”を作って熱の出入りを抑える仕組みです。
つまり…
✔ 冬のやわらかい日差しはそのまま入る
✔ でも暖房の熱は逃げにくい
✔ 結果として自然光+暖房でより暖かく感じる
という、理想的な環境になります。
■ どんな方におすすめ?
- 冬場に窓際がヒヤッとする
- 結露がひどくてカビが気になる
- 夏の西日で部屋が暑い
- 光熱費を見直したい
- マンションで大掛かりな工事は難しい
遮熱シートは「まず試したい」方に、
インプラスは「確実に快適にしたい」方に向いています。
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